ZeroTool Workbench
カラーコントラストチェッカー
任意の前景色と背景色の WCAG コントラスト比をチェック。本文・大きな文字・UI コンポーネントごとに AA/AAA 合否を表示。不足時は「色相を保ったまま明度を調整」する修正案をワンクリックで提示。
使い方
- 左に 前景色 HEX(テキスト・記号の色)、右に 背景色 HEX を入力。
- ネイティブカラーピッカー・直接入力・デザインツールからのペーストに対応。3 桁省略形(
#abc)は自動的に 6 桁に展開。 - コントラスト比はリアルタイム更新。例:
12.6 : 1、AA / AAA 合否バッジ付き。 - 3 つのステータスカードで 本文・大きな文字・UI コンポーネント の AA / AAA 結果を表示。
- 本文 AA(4.5 : 1)が不合格の場合、修正案カードが現れ、修正案を適用 をクリックすると色相を保ったまま明度を調整。
WCAG コントラスト比の仕組み
WCAG 2.x のコントラスト比は 2 色の相対輝度から計算します。各 sRGB チャンネルを区分関数で gamma 復号し、0.2126·R + 0.7152·G + 0.0722·B で重み付けして輝度を求め、比は (L1 + 0.05) / (L2 + 0.05)(L1 は明るい方)。値は 1(コントラストなし)〜21(純黒×純白)の範囲。
本文・大きな文字・UI の 3 階層
WCAG 2 はユースケースごとに目標値を分けています:
- 本文(達成基準 1.4.3)—— AA ≥
4.5 : 1、AAA ≥7 : 1。18 px 未満通常または 14 px 未満太字のテキストが対象。 - 大きな文字—— AA ≥
3 : 1、AAA ≥4.5 : 1。18.66 px 太字以上または 24 px 通常以上のテキストが対象。 - UI コンポーネントと図形(達成基準 1.4.11)—— ≥
3 : 1。枠線・フォーカスリング・アイコン・グラフ線などの非テキスト視覚要素を対象。WCAG 2 はここでは AAA を規定していません。
「色相を保ったまま明度を調整」する理由
ブランドカラーやデザイントークンは輝度ではなく色相のアイデンティティで選ばれることが多いため、コントラスト不足のときに黒や白へ切り替えると視覚言語が崩れます。本ツールは前景の OKLCH 明度軸(知覚的に均一)を歩み、原色相と彩度を保持したまま、現在の背景に対して 4.5 : 1 を最初に満たす明度で停止します。結果として元の色に最も近く本文 AA を通過する色が得られます。色相が sRGB 色域内で目標に届かない場合は、合格する黒または白にフォールバックします。
プライバシー
HEX 解析・OKLCH 変換・コントラスト計算・修正案探索はすべてブラウザ内で完結します。色や設定は一切送信されません。
関連ツール
- カラーパレットジェネレーター——ベースカラーから補色・類似色・トライアド・テトラッドを生成。
- カラーコンバーター——HEX・RGB・HSL 相互変換。
- カラーシェードジェネレーター——Tailwind 風 10 階調スケールを生成。
FAQ
本ツールが準拠する WCAG バージョンは?
相対輝度に基づく WCAG 2.1 / 2.2 のコントラスト比公式に準拠。しきい値は本文 AA 4.5:1、AAA 7:1、大きな文字 AA 3:1、AAA 4.5:1、UI コンポーネント・図形 3:1(達成基準 1.4.11)。
対応する入力形式は?
先頭の # の有無を問わない 6 桁 16 進数(例: #1f2937 または 1f2937)。各入力欄の隣にネイティブカラーピッカーを配置。3 桁省略形 #abc は自動的に 6 桁に展開。
修正案はどのように計算?
本文 AA(4.5:1)が不合格のとき、OKLCH 空間で前景の色相と彩度を保持したまま明度を二分探索し、現在の背景に対して 4.5:1 を満たす最も近い明度値を求めます。対応する sRGB が修正案の HEX。色相が sRGB 色域内で 4.5:1 に届かない場合は、合格する黒または白にフォールバック。
色データは送信される?
いいえ。HEX 解析・OKLCH 変換・コントラスト計算・修正案探索はすべてブラウザ内で完結し、色や結果は一切送信されません。
APCA(WCAG 3 草案)は?
本ツールは現在法的に参照される WCAG 2.x 比を出力します。APCA は草案段階のため、APCA 専用ワークフローには Myndex の公式ツールをご利用ください。