IPサブネット計算機

IPv4サブネットの詳細を即座に計算。IP + CIDRを入力するだけで、ネットワークアドレス、ブロードキャスト、先頭/末尾ホスト、サブネットマスク、ワイルドカードマスク、ホスト数を取得。無料・ブラウザ内で処理。

  • ブラウザ内で処理
  • データはブラウザ外に出ません
  • 無料 · 登録不要
0〜255 の 10 進数を 4 つ、ドットで区切り、先頭に 0 を付けずに入力します。IPv4 のみ対応し、250 ミリ秒後に結果を更新します。Ctrl/⌘+L で入力と結果を消去し、選択中のプレフィックスを保ちます。
0〜32 から選択します。初期値は /24 です。メニューを変更すると直ちに再計算し、入力中の /プレフィックスも書き換えます。スラッシュがないアドレスの文字列は変わりません。

IPv4 アドレスを入力すると、サブネットの詳細が表示されます。

詳しいガイドを読む サブネットマスクとは?255.255.255.0の意味と計算方法を2進数・CIDR・過去問で解説
例・詳しい説明・よくある質問 実際の出力つきの例、ほかのツールとの違い、よくある質問。

基本情報技術者試験の過去問をツールで確かめる

IPA が公開している平成28年度秋期 基本情報技術者試験の午前 問33 は、同じサブネットに属するかを問う問題です。問題冊子の題文は次のとおりです。

2 台の PC に IPv4 アドレスを割り振りたい。サブネットマスクが 255.255.255.240 のとき,両 PC の IPv4 アドレスが同一サブネットに所属する組合せはどれか。

ア 192.168.1.14 と 192.168.1.17
イ 192.168.1.17 と 192.168.1.29
ウ 192.168.1.29 と 192.168.1.33
エ 192.168.1.33 と 192.168.1.49

255.255.255.240 は /28 です(スラッシュの後ろにマスクは書けないので、プレフィックスに直して入力します)。選択肢に出てくる 5 つのアドレスを /28 で入れると、ネットワークアドレスは次のようになります。

入力ネットワークアドレスブロードキャストアドレス
192.168.1.14/28192.168.1.0192.168.1.15
192.168.1.17/28192.168.1.16192.168.1.31
192.168.1.29/28192.168.1.16192.168.1.31
192.168.1.33/28192.168.1.32192.168.1.47
192.168.1.49/28192.168.1.48192.168.1.63

ネットワークアドレスが一致するのは 192.168.1.17 と 192.168.1.29 の組だけなので、答えはイです。IPA の 解答例でも問33 の正解はイです。 手計算なら、第 4 オクテットのマスク 240 から刻み幅は 256 − 240 = 16 で、サブネットは .0、.16、.32、.48 と 16 ごとに区切られます。17 と 29 はどちらも 16〜31 の範囲に入ります。

全角で入力しても計算できる

日本語入力がオンのままだと、数字やピリオドが全角になったり、ピリオドのつもりが句点「。」になったりします。ツールはこれらを半角として読んでから検査するので、そのままでも結果が出ます。入力欄の文字は書き換えません。

入力: 192.168.1.29/28
ネットワークアドレス: 192.168.1.16
CIDR表記: 192.168.1.16/28

ファイアウォールやクラウドの設定画面に貼るときは、全角が残った入力欄ではなく、半角で表示された結果をコピーしてください。読点「、」や全角カンマは使えず、「無効なIPv4アドレスです。」と表示します。

コピーした結果の形式

「コピー」を押すと、8 項目が「ラベル: 値」の形で 1 行ずつクリップボードに入ります。上の過去問のアドレスなら次のとおりです。

ネットワークアドレス: 192.168.1.16
ブロードキャストアドレス: 192.168.1.31
サブネットマスク: 255.255.255.240
ワイルドカードマスク: 0.0.0.15
最初の使用可能ホスト: 192.168.1.17
最後の使用可能ホスト: 192.168.1.30
使用可能ホスト数: 14
CIDR表記: 192.168.1.16/28

出力フィールドの説明

フィールド説明
ネットワークアドレスサブネットの最初のアドレス(ネットワーク自体を識別)
ブロードキャストアドレス最後のアドレス(サブネット内の全ホストに送信)。/31 と /32 にはないため「なし」と表示
サブネットマスクプレフィックスのドット区切り10進数表現(例: 255.255.255.0)
ワイルドカードマスクサブネットマスクのビット反転
最初の使用可能ホストネットワークアドレス + 1。/31 と /32 ではネットワークアドレスそのもの
最後の使用可能ホストブロードキャストアドレス − 1。/31 と /32 ではブロックの最後のアドレス
使用可能ホスト数総アドレス数 − 2(ネットワーク + ブロードキャスト)。/31 は 2、/32 は 1
CIDR表記標準的なネットワーク/プレフィックス形式

よく使うサブネット一覧

CIDRサブネットマスク使用可能ホスト数
/30255.255.255.2522
/29255.255.255.2486
/28255.255.255.24014
/27255.255.255.22430
/26255.255.255.19262
/25255.255.255.128126
/24255.255.255.0254
/23255.255.254.0510
/22255.255.252.01,022
/16255.255.0.065,534

制限事項

  • アドレスは 0〜255 の 10 進数 4 つで、先頭に 0 は付けられません。10.0.0.01、0x0a.0.0.1、10.1 は「無効なIPv4アドレスです。0〜255 の数字 4 つをドットで区切り、先頭に 0 を付けずに入力してください(例: 10.0.0.1)。」と表示します。
  • プレフィックスは 0〜32 の整数です。/33、/24x、/024 は「CIDRプレフィックスは 0〜32 の整数で指定してください(例: /24)。」と表示します。スラッシュの後ろにドット区切りのマスクは書けないので、/255.255.255.240 は /28 に直して入力します。
  • IPv4 のみ対応し、IPv6 アドレスは無効として扱います。
  • 一度に計算するのは 1 つのサブネットです。ブロックの分割、全アドレスの一覧、2 つの範囲の重なりの確認はできません。
  • 使用可能ホスト数はネットワークアドレスとブロードキャストアドレスだけを引いた値です。/31 では 2(RFC 3021)、/32 では 1 を返します。クラウドの VPC などで事業者が別に予約するアドレスは差し引いていません。

主な用途

  • ネットワーク設計とVLAN計画
  • ファイアウォールおよびACLルールの確認
  • ルーティング問題のトラブルシューティング
  • クラウドVPCおよびセキュリティグループ設定(AWS、GCP、Azure)
  • 情報処理技術者試験のサブネット問題の検算

FAQ

サブネットとは何ですか?

サブネット(サブネットワーク)は、1 つの IP ネットワークを論理的に分けた単位です。大きなネットワークを小さく区切ると管理しやすくなり、同じサブネット内の機器どうしは直接通信し、別のサブネットとはルーターを経由して通信します。

CIDR表記とは何ですか?

CIDR(クラスレスドメイン間ルーティング)表記は、IPアドレスとプレフィックス長を合わせて表現します(例: 192.168.1.0/24)。スラッシュ後の数字がプレフィックス長で、ネットワーク部のビット数を示します。

サブネットマスクはどのように計算しますか?

サブネットマスクはプレフィックス長から求めます。先頭の N ビットを 1、残りを 0 にします。/24 なら 255.255.255.0(1 が 24 個、続いて 0 が 8 個)です。

ワイルドカードマスクとは何ですか?

ワイルドカードマスクはサブネットマスクのビットを反転したものです。ACL やルーティングプロトコル(OSPF など)で、アドレスのどのビットを照合するかを指定するのに使います。

/24サブネットの使用可能ホスト数は?

/24サブネットには256個のアドレスがあります。そのうち2つ(ネットワークアドレスとブロードキャストアドレス)はホストに割り当てないため、使用可能なホストアドレスは254個です。

どのアドレス表記を受け付けますか?

inet_pton と同じドット区切りの 10 進表記です。0〜255 の数字 4 つをドットで区切り、数字以外や先頭の 0 は使えません。10.0.0.01、10.0.0.1x、0x0a.0.0.1、10.1 は推測せずエラーにします(010 を 8 進数の 8 と読むパーサーもあります)。スラッシュの後のプレフィックスは 0〜32 の整数だけで、/24x や /024 もエラーです。日本語入力で打った全角の数字・ピリオド・スラッシュと句点「。」は、先に半角として読みます。

入力したアドレスは送信・保存されますか?

いいえ。計算はブラウザーのタブの中で JavaScript のビット演算によって行われ、入力したアドレスとプレフィックスをサーバーへ送ったりブラウザーのストレージに保存したりしません。アドレス欄から離れたときやプレフィックスを変えたときに、ページのアクセス解析が利用イベント(ツール名と操作)を記録しますが、アドレスそのものは含みません。