モールス符号変換器
テキストをモールス符号に、モールス符号をテキストに双方向変換。アルファベット・数字・主要な句読点対応。無料、ブラウザ内で処理。
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例・詳しい説明・よくある質問 実際の出力つきの例、ほかのツールとの違い、よくある質問。
モールス符号のフォーマット
各文字は点とダッシュのシーケンスで表され、文字コード間はスペースで区切られます。単語は / で区切られます。例:···· · ·−·· ·−·· −−−はHELLOにデコードされます(短点は ·、長点は −)。
モールス符号とは?
モールス符号は1830年代に電信通信のために開発された文字符号化システムです。短点(·)と長点(−)の組み合わせで文字と数字を表します。現在もアマチュア無線(CWモード)で使われています。また、ボタンを 1〜2 個しか押せない人の文字入力手段にもなっています。Google はキーボードアプリ Gboard にモールス符号のレイアウトを加え、2018 年 7 月 11 日にiOS 版の提供と Android 版の改良を発表しました。Gboard ヘルプ(2026 年 10 月 8 日確認)では、Android 5.0 以降の英語(米国)で使え、TalkBack、スイッチ アクセス、外付けのスイッチと組み合わせられると説明しています。
モールス符号一覧
アルファベット
| 文字 | 符号 | 文字 | 符号 | 文字 | 符号 |
|---|---|---|---|---|---|
A | ·− | B | −··· | C | −·−· |
D | −·· | E | · | F | ··−· |
G | −−· | H | ···· | I | ·· |
J | ·−−− | K | −·− | L | ·−·· |
M | −− | N | −· | O | −−− |
P | ·−−· | Q | −−·− | R | ·−· |
S | ··· | T | − | U | ··− |
V | ···− | W | ·−− | X | −··− |
Y | −·−− | Z | −−·· | É | ··−·· |
数字
| 文字 | 符号 | 文字 | 符号 | 文字 | 符号 | 文字 | 符号 | 文字 | 符号 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | −−−−− | 1 | ·−−−− | 2 | ··−−− | 3 | ···−− | 4 | ····− |
5 | ····· | 6 | −···· | 7 | −−··· | 8 | −−−·· | 9 | −−−−· |
記号
| 文字 | 符号 | 出典 |
|---|---|---|
. | ·−·−·− | ITU-R M.1677-1 |
, | −−··−− | ITU-R M.1677-1 |
? | ··−−·· | ITU-R M.1677-1 |
' | ·−−−−· | ITU-R M.1677-1 |
! | −·−·−− | ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的) |
/ | −··−· | ITU-R M.1677-1 |
( | −·−−· | ITU-R M.1677-1 |
) | −·−−·− | ITU-R M.1677-1 |
& | ·−··· | ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的) |
: | −−−··· | ITU-R M.1677-1 |
; | −·−·−· | ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的) |
= | −···− | ITU-R M.1677-1 |
+ | ·−·−· | ITU-R M.1677-1 |
- | −····− | ITU-R M.1677-1 |
_ | ··−−·− | ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的) |
" | ·−··−· | ITU-R M.1677-1 |
$ | ···−··− | ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的) |
@ | ·−−·−· | ITU-R M.1677-1 |
長さと書き方
ITU-R M.1677-1 では、長点は短点 3 つ分の長さで、文字内の間隔は短点 1 つ分、文字間は 3 つ分、単語間は 7 つ分です。文字で書くとき、このツールは短点を ·(U+00B7)、長点を −(U+2212)で表し、文字の間は空白 1 つ、単語の間は / で区切ります。
- デコードは半角の
.-も·−も読みます。.... . .-.. .-.. --- / .-- --- .-. .-.. -..はHELLO WORLDになります。•、_、ダッシュ、全角の.-、IME で入る・とーも読み、1 つの入力の中で混ぜても構いません。 - 表にない符号は
[?]になり、ステータス行に一覧で表示します(例:ITU の訂正信号、短点 8 つ)。角かっこは、デコード結果の疑問符?(··−−··)と区別するためです。 - É は ITU のアクセント付き e です。
Café 9:30, ok?は−·−· ·− ··−· ··−·· / −−−−· −−−··· ···−− −−−−− −−··−− / −−− −·− ··−−··になります。符号のない文字(他のアクセント付き文字、かな・漢字、絵文字)は省き、ステータス行に一覧で表示します。Grüße okは−−· ·−· · / −−− −·−になり、Ü と ß が一覧に出ます。ß を SS に展開はしません。和文モールス(イロハ)には対応していません。 - アルファベットの大文字小文字は区別せず、デコード結果は常に大文字です。
- AR や SK などの略符号は文字間を空けずに送ります。ツールには略符号の入力がなく、
ARは 2 文字として符号化されます。
例:アマチュア無線の CQ 呼び出し CQ DE N0CALL K は −·−· −−·− / −·· · / −· −−−−− −·−· ·− ·−·· ·−·· / −·− になります。
和文モールスの符号を入れたとき
和文モールス符号は、無線局運用規則の別表第一号「モールス符号」の「1 和文」に定められています。このツールが持っているのは欧文(ITU-R M.1677-1)の表だけなので、かなを入力すると省きます。
SOS さくら は ··· −−− ··· になり、ステータス行に モールス符号がない文字を省きました:さ く ら と表示されます。
逆に和文の符号をデコードすると、欧文の表で読まれます。和文の符号の多くは欧文と同じ短点・長点の並びなので、別の英字になります。別表の表記(・ と -)は、そのまま貼り付けても読めます。
「ハナ」(ハ -・・・、ナ ・-・)を並べた -・・・ ・-・ は BR になります。
「サクラ」の -・-・- ・・・- ・・・ は [?]VS です。サの符号はこのツールの欧文の表にないため [?] になり、ステータス行に 符号表にないため [?] と表示:−·−·− と出ます。
濁点も独立した符号(・・)として送るので、「ガ」(カ+濁点)の ・-・・ ・・ は LI になります。和文の電文を読むときは、別表の和文の表を使ってください。
制限
-
対応する符号表は 1 つだけです。ITU-R M.1677-1 の国際モールス符号(A–Z、É、数字、記号 13 種)と、アマチュア無線で使われる ! & ; _ $ です。ほかの文字、かな、漢字、ハングル、絵文字は省き、ステータス行に表示します。和文の符号表は持っていません。
-
略符号(文字間を空けずに送る符号)の入力はありません。デコーダーは略符号を 1 つの未知の符号として読みます。
遭難信号の
...---...は[?]になり、ステータス行に符号表にないため [?] と表示:···−−−···と出ます。文字間を空けた... --- ...ならSOSです。 -
文字と文字の間は空白で区切ってください。短点と長点が続いた列を、ツールが文字に切り分けることはありません。
-
音を鳴らす、光で点滅させる、送信速度(WPM)を測る機能はありません。
-
入力しただけでは変換しません。「→ モールス」「← テキスト」を押すか、Ctrl+Enter(Mac は ⌘+Enter)を押します。
歴史
サミュエル・モールスとアルフレッド・ヴェイルが電信のために考案し、1844 年 5 月 24 日にワシントン–ボルチモア間の回線で最初の長距離電文 “What hath God wrought” が送られました。現在の国際モールス符号は、最初のアメリカ式モールス符号といくつかの文字が異なります。アマチュア無線(CW)では今も使われています。
FAQ
どの文字に対応していますか?
アルファベット A–Z、数字 0–9、記号 18 種に対応しています。記号のうち 13 種は ITU-R M.1677-1 の符号で、! & ; _ $ はアマチュア無線で使われる符号です(ITU の勧告にはありません)。アクセント付きの É(··−··)も勧告にあります。それ以外の文字は省き、ステータス行に一覧で表示します。
出力のモールス符号で単語はどのように区切られますか?
単語はスラッシュ(/)で区切られます(両側にスペースあり)。各文字のコードは1つのスペースで区切られます。
モールス符号を入力してテキストにデコードできますか?
できます。短点は半角 . か ·、長点は半角 - か − で入力できます(•、_、ダッシュ、全角の .-、IME で入る ・ と ー も読みます)。文字間はスペース、単語間は / か | で区切り、改行はそのまま残ります。表にない符号は [?] と表示し、ステータス行に一覧で示します。
音声で再生できますか?
できません。このツールはテキストの符号化と復号だけを行い、音は鳴らしません。音で聞きたい場合は、モールス符号の音声を作る専用のツールを使ってください。
和文モールス(イロハ)に対応していますか?
対応していません。かなと漢字は省き、ステータス行に表示します。和文の符号は無線局運用規則の別表第一号に定められていますが、多くは欧文と同じ短点・長点の並びです。そのため和文の符号をこのツールでデコードすると英字や [?] になります(例:ハナ「-・・・ ・-・」は BR)。
データはサーバーに送信されますか?
送信されません。符号化も復号もブラウザのタブの中で行い、ツールはテキストをブラウザのストレージに保存しません。ページの統計が記録するのはツール名と押した変換の方向(text-to-morse または morse-to-text)だけで、テキストは含みません。