モールス符号変換器

テキストをモールス符号に、モールス符号をテキストに双方向変換。アルファベット・数字・主要な句読点対応。無料、ブラウザ内で処理。

  • ブラウザ内で処理
  • データはブラウザ外に出ません
  • 無料 · 登録不要
「クリア」は両方の欄とステータス行を空にします。このツール内にフォーカスがあるときは Ctrl+L(Mac は ⌘+L)も同じ操作です。
テキストを入力して「→ モールス」を押すか、Ctrl+Enter(Mac は ⌘+Enter)を押します。入力だけでは変換しません。大文字小文字は区別せず、A–Z、É、数字、表の記号に対応します。それ以外の文字は省き、ステータス行に表示します。
この欄を編集して「← テキスト」を押します。短点は . か ·、長点は - か −、文字間は空白、単語間は / か | で区切ります。改行は残ります。未知の符号は [?] になり、ステータス行に表示します。変換後の英字は大文字です。 「コピー」は手動編集を含むモールス符号欄の現在の内容をコピーします。変換結果は · と − を使い、文字間は空白 1 つ、単語間は / で区切ります。音声再生はありません。
例・詳しい説明・よくある質問 実際の出力つきの例、ほかのツールとの違い、よくある質問。

モールス符号のフォーマット

各文字は点とダッシュのシーケンスで表され、文字コード間はスペースで区切られます。単語は / で区切られます。例:···· · ·−·· ·−·· −−−はHELLOにデコードされます(短点は ·、長点は −)。

モールス符号とは?

モールス符号は1830年代に電信通信のために開発された文字符号化システムです。短点(·)と長点(−)の組み合わせで文字と数字を表します。現在もアマチュア無線(CWモード)で使われています。また、ボタンを 1〜2 個しか押せない人の文字入力手段にもなっています。Google はキーボードアプリ Gboard にモールス符号のレイアウトを加え、2018 年 7 月 11 日にiOS 版の提供と Android 版の改良を発表しました。Gboard ヘルプ(2026 年 10 月 8 日確認)では、Android 5.0 以降の英語(米国)で使え、TalkBack、スイッチ アクセス、外付けのスイッチと組み合わせられると説明しています。

モールス符号一覧

アルファベット

文字符号文字符号文字符号
A·−B−···C−·−·
D−··E·F··−·
G−−·H····I··
J·−−−K−·−L·−··
M−−N−·O−−−
P·−−·Q−−·−R·−·
S···T−U··−
V···−W·−−X−··−
Y−·−−Z−−··É··−··

数字

文字符号文字符号文字符号文字符号文字符号
0−−−−−1·−−−−2··−−−3···−−4····−
5·····6−····7−−···8−−−··9−−−−·

記号

文字符号出典
.·−·−·−ITU-R M.1677-1
,−−··−−ITU-R M.1677-1
?··−−··ITU-R M.1677-1
'·−−−−·ITU-R M.1677-1
!−·−·−−ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的)
/−··−·ITU-R M.1677-1
(−·−−·ITU-R M.1677-1
)−·−−·−ITU-R M.1677-1
&·−···ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的)
:−−−···ITU-R M.1677-1
;−·−·−·ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的)
=−···−ITU-R M.1677-1
+·−·−·ITU-R M.1677-1
-−····−ITU-R M.1677-1
_··−−·−ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的)
"·−··−·ITU-R M.1677-1
$···−··−ITU-R M.1677-1 にない(アマチュア無線で一般的)
@·−−·−·ITU-R M.1677-1

長さと書き方

ITU-R M.1677-1 では、長点は短点 3 つ分の長さで、文字内の間隔は短点 1 つ分、文字間は 3 つ分、単語間は 7 つ分です。文字で書くとき、このツールは短点を ·(U+00B7)、長点を −(U+2212)で表し、文字の間は空白 1 つ、単語の間は / で区切ります。

  • デコードは半角の . - も · − も読みます。.... . .-.. .-.. --- / .-- --- .-. .-.. -.. は HELLO WORLD になります。•、_、ダッシュ、全角の . -、IME で入る ・ と ー も読み、1 つの入力の中で混ぜても構いません。
  • 表にない符号は [?] になり、ステータス行に一覧で表示します(例:ITU の訂正信号、短点 8 つ)。角かっこは、デコード結果の疑問符 ?(··−−··)と区別するためです。
  • É は ITU のアクセント付き e です。Café 9:30, ok? は −·−· ·− ··−· ··−·· / −−−−· −−−··· ···−− −−−−− −−··−− / −−− −·− ··−−·· になります。符号のない文字(他のアクセント付き文字、かな・漢字、絵文字)は省き、ステータス行に一覧で表示します。Grüße ok は −−· ·−· · / −−− −·− になり、Ü と ß が一覧に出ます。ß を SS に展開はしません。和文モールス(イロハ)には対応していません。
  • アルファベットの大文字小文字は区別せず、デコード結果は常に大文字です。
  • AR や SK などの略符号は文字間を空けずに送ります。ツールには略符号の入力がなく、AR は 2 文字として符号化されます。

例:アマチュア無線の CQ 呼び出し CQ DE N0CALL K は −·−· −−·− / −·· · / −· −−−−− −·−· ·− ·−·· ·−·· / −·− になります。

和文モールスの符号を入れたとき

和文モールス符号は、無線局運用規則の別表第一号「モールス符号」の「1 和文」に定められています。このツールが持っているのは欧文(ITU-R M.1677-1)の表だけなので、かなを入力すると省きます。

SOS さくら は ··· −−− ··· になり、ステータス行に モールス符号がない文字を省きました:さ く ら と表示されます。

逆に和文の符号をデコードすると、欧文の表で読まれます。和文の符号の多くは欧文と同じ短点・長点の並びなので、別の英字になります。別表の表記(・ と -)は、そのまま貼り付けても読めます。

「ハナ」(ハ -・・・、ナ ・-・)を並べた -・・・ ・-・ は BR になります。

「サクラ」の -・-・- ・・・- ・・・ は [?]VS です。サの符号はこのツールの欧文の表にないため [?] になり、ステータス行に 符号表にないため [?] と表示:−·−·− と出ます。

濁点も独立した符号(・・)として送るので、「ガ」(カ+濁点)の ・-・・ ・・ は LI になります。和文の電文を読むときは、別表の和文の表を使ってください。

制限

  • 対応する符号表は 1 つだけです。ITU-R M.1677-1 の国際モールス符号(A–Z、É、数字、記号 13 種)と、アマチュア無線で使われる ! & ; _ $ です。ほかの文字、かな、漢字、ハングル、絵文字は省き、ステータス行に表示します。和文の符号表は持っていません。

  • 略符号(文字間を空けずに送る符号)の入力はありません。デコーダーは略符号を 1 つの未知の符号として読みます。

    遭難信号の ...---... は [?] になり、ステータス行に 符号表にないため [?] と表示:···−−−··· と出ます。文字間を空けた ... --- ... なら SOS です。

  • 文字と文字の間は空白で区切ってください。短点と長点が続いた列を、ツールが文字に切り分けることはありません。

  • 音を鳴らす、光で点滅させる、送信速度(WPM)を測る機能はありません。

  • 入力しただけでは変換しません。「→ モールス」「← テキスト」を押すか、Ctrl+Enter(Mac は ⌘+Enter)を押します。

歴史

サミュエル・モールスとアルフレッド・ヴェイルが電信のために考案し、1844 年 5 月 24 日にワシントン–ボルチモア間の回線で最初の長距離電文 “What hath God wrought” が送られました。現在の国際モールス符号は、最初のアメリカ式モールス符号といくつかの文字が異なります。アマチュア無線(CW)では今も使われています。

FAQ

どの文字に対応していますか?

アルファベット A–Z、数字 0–9、記号 18 種に対応しています。記号のうち 13 種は ITU-R M.1677-1 の符号で、! & ; _ $ はアマチュア無線で使われる符号です(ITU の勧告にはありません)。アクセント付きの É(··−··)も勧告にあります。それ以外の文字は省き、ステータス行に一覧で表示します。

出力のモールス符号で単語はどのように区切られますか?

単語はスラッシュ(/)で区切られます(両側にスペースあり)。各文字のコードは1つのスペースで区切られます。

モールス符号を入力してテキストにデコードできますか?

できます。短点は半角 . か ·、長点は半角 - か − で入力できます(•、_、ダッシュ、全角の .-、IME で入る ・ と ー も読みます)。文字間はスペース、単語間は / か | で区切り、改行はそのまま残ります。表にない符号は [?] と表示し、ステータス行に一覧で示します。

音声で再生できますか?

できません。このツールはテキストの符号化と復号だけを行い、音は鳴らしません。音で聞きたい場合は、モールス符号の音声を作る専用のツールを使ってください。

和文モールス(イロハ)に対応していますか?

対応していません。かなと漢字は省き、ステータス行に表示します。和文の符号は無線局運用規則の別表第一号に定められていますが、多くは欧文と同じ短点・長点の並びです。そのため和文の符号をこのツールでデコードすると英字や [?] になります(例:ハナ「-・・・ ・-・」は BR)。

データはサーバーに送信されますか?

送信されません。符号化も復号もブラウザのタブの中で行い、ツールはテキストをブラウザのストレージに保存しません。ページの統計が記録するのはツール名と押した変換の方向(text-to-morse または morse-to-text)だけで、テキストは含みません。