NATOフォネティックコード変換

NATOフォネティックコードのA〜Z・0〜9一覧表。カタカナの読み方と無線局運用規則の発音表記つき。英数字を入力するとAlfa・Bravo…に変換(全角入力も可)。ブラウザ内で処理、送信なし。

  • ブラウザ内で処理
  • データはブラウザ外に出ません
  • 無料 · 登録不要
出力モード 「単語」はコードを空白で区切って表示します。「テーブル」は入力した文字をそのまま 1 行ずつ表示し、空白には現在の言語のラベルを使います。切り替えても入力は変わりません。 「クリア」はテキスト、両方の結果、ステータスを空にします。ツール内にフォーカスがあるときは Ctrl+L(Mac は ⌘+L)も同じ操作です。選択したモードは維持します。
入力を止めてから 0.2 秒後に自動変換します。A–Z と数字に対応し、全角は正規化します。単語モードでは空白が / になります。記号、改行などコードのない文字は [?] になります。
NATO コード 選択中のモードでコピーします。「単語」は空白で区切ったコード、「テーブル」は 1 行に 1 組の「文字 = コード」です。数字は 1 桁ずつ変換し、9 は Niner と書きます。

テキストを入力すると、NATO コードまたは文字別の表を表示します。

例・詳しい説明・よくある質問 実際の出力つきの例、ほかのツールとの違い、よくある質問。

NATOフォネティックコード一覧(カタカナの読み方つき)

綴りと発音表記は無線局運用規則 別表第五号の「欧文通話表」、カタカナは日本アマチュア無線振興協会(JARD)の和文通話表 欧文通話表によります。法令の発音表記では、強く読む部分に下線が引かれています。C と U には2通りの発音が併記されています。

文字コード読み方発音表記(別表第五号)
AAlfaアルファAL FAH
BBravoブラボーBRAH VOH
CCharlieチャーリーCHAR LEE/SHAR LEE
DDeltaデルタDELL TAH
EEchoエコーECK OH
FFoxtrotフォックストロットFOKS TROT
GGolfゴルフGOLF
HHotelホテルHOH TELL
IIndiaインディアIN DEE AH
JJuliettジュリエットJEW LEE ETT
KKiloキロKEY LOH
LLimaリマLEE MAH
MMikeマイクMIKE
NNovemberノベンバーNO VEM BER
OOscarオスカーOSS CAH
PPapaパパPAH PAH
QQuebecケベックKEH BECK
RRomeoロメオROW ME OH
SSierraシエラSEE AIR RAH
TTangoタンゴTANG GO
UUniformユニフォームYOU NEE FORM/OO NEE FORM
VVictorビクターVIK TAH
WWhiskeyウイスキーWISS KEY
XX-rayエクスレイECKS RAY
YYankeeヤンキーYANG KEY
ZZuluズールーZOO LOO

数字(0〜9)の読み方

別表第五号は、航空移動業務(航空無線)で使う数字の語と発音を定めています。3・4・5・9 は英語の通常の読みと違うので注意してください。法令にカタカナの定めはないため、下の「読み方」は発音表記を本ページで仮名にしたものです。

数字使用する語発音表記読み方本ツールの出力
0ZEROZE-ROゼロZero
1ONEWUNワンOne
2TWOTOOトゥーTwo
3THREETREEトゥリーThree
4FOURFOW-erフォウアーFour
5FIVEFIFEファイフFive
6SIXSIXシックスSix
7SEVENSEV-enセブンSeven
8EIGHTAITエイトEight
9NINENIN-erナイナーNiner

同じ別表では、海上移動業務の国際通信用に NADAZERO(0)、UNAONE(1)… NOVENINE(9)という別の語も定めています。船舶無線の数字はこちらを使います。

NATOフォネティックコード一覧表。A Alfa アルファ、B Bravo ブラボー、C Charlie チャーリー、D Delta デルタ、E Echo エコー、F Foxtrot フォックストロット、G Golf ゴルフ、H Hotel ホテル、I India インディア、J Juliett ジュリエット、K Kilo キロ、L Lima リマ、M Mike マイク、N November ノベンバー、O Oscar オスカー、P Papa パパ、Q Quebec ケベック、R Romeo ロメオ、S Sierra シエラ、T Tango タンゴ、U Uniform ユニフォーム、V Victor ビクター、W Whiskey ウイスキー、X X-ray エクスレイ、Y Yankee ヤンキー、Z Zulu ズールー。数字は 0 ゼロ、1 ワン、2 トゥー、3 トゥリー、4 フォウアー、5 ファイフ、6 シックス、7 セブン、8 エイト、9 ナイナー。
上の2つの表をまとめた画像版です。印刷や共有に使えます。

Alfa と Alpha、Juliett と Juliet の違い

ICAO のAlphabet – Radiotelephony(出典は ICAO 第10附属書 第II巻)、NATO の解説ページ、日本の別表第五号は、いずれも A を ALFA、J を JULIETT と綴ります。NATO の解説によると、この2語は1951年に IATA(国際航空運送協会)が英語・フランス語・スペイン語に共通する音で作り直したアルファベットから引き継がれました。

英語の通常の綴りは alpha と Juliet なので、Alpha・Juliet と書いた一覧表や変換ツールもあります。読み上げる音は同じです。書類やチェックリストに書くときは公式の Alfa・Juliett に合わせると、ICAO や法令の表と照合しやすくなります。本ツールもこの綴りで出力します。

変換例

下の出力は本ツールでそのまま得られる結果です。

場面入力出力
航空機の登録記号を読み上げるJA73ABJuliett Alfa Seven Three Alfa Bravo
電話で予約番号を伝えるK7Q9 X2Kilo Seven Quebec Niner / X-ray Two
メールアドレスを伝えるsato.k@example.jpSierra Alfa Tango Oscar [?] Kilo [?] Echo X-ray Alfa Mike Papa Lima Echo [?] Juliett Papa

登録記号の例は日本の国籍記号 JA のあとに英数字が続く形です。管制交信では 3 を「トゥリー」、9 を「ナイナー」と発音します。予約番号の例では、スペースが「/」になり、区切りの位置を伝えられます。メールアドレスの例のように、「.」や「@」は [?] になります。この部分は「ドット」「アットマーク」と口で補ってください。

ほかの変換ツールとの違い

2026年9月30日に、日本語の検索結果に出る変換ツール2つで確認しました。全角の「JA73AB」を入れると、ハシトシステムの NATO フォネティックコード変換は「[J] [A] [7] [3] [A] [B]」、Akousa の NATO フォネティックアルファベットは「J A 7 3 A B」と返し、どちらもコードに変換しませんでした。半角の「JA73AB」では、前者は Alfa・Juliett、後者は Alpha・Juliet で出力します。本ツールは全角・半角のどちらでも「Juliett Alfa Seven Three Alfa Bravo」を返します。日本語入力をオンにしたまま打っても、そのまま使えます。

制限事項

  • 変換するのは A〜Z と 0〜9 だけです。ひらがな・カタカナ・漢字・記号・改行は [?] になります。和文通話表(「朝日のア」など)には対応していません。
  • 数字は1桁ずつ変換します。「1500」は One Five Zero Zero になり、HUNDRED・THOUSAND・DECIMAL(小数点)の語は使いません。
  • 9 は発音どおり Niner、3・4・5 は Three・Four・Five と語で出力します。発音は上の数字の表を見てください。
  • 文字の読み方(カタカナ)は一覧表だけに載せています。変換結果には英語のコードだけが出ます。

関連ツール

エラーコード・ハッシュ・ホスト名を伝える

意味のない文字列を読み上げる場面ならどこでも使えます。サポート電話のエラーコード、障害対応の通話でのコミットハッシュ、ライセンスキー、シリアル番号などです。ツールの出力:

  • F9C2 → Foxtrot Niner Charlie Two
  • e3b0c44(Git の短いコミットハッシュ)→ Echo Three Bravo Zero Charlie Four Four
  • db-07 → Delta Bravo [?] Zero Seven
  • ツールは大文字と小文字を区別しません。e も E も Echo です。Base64、API トークン、パスワードのように大文字小文字が意味を持つ文字列では、各文字の前に「大文字」「小文字」と自分で添えてください。
  • ICAO のフォネティックコードには記号の単語がないため、-、_、. などは [?] になります。「ハイフン」「アンダースコア」「ドット」と名前で伝えます。
  • テーブルモードは 1 行 1 文字なので、聞き手が 1 文字ずつ復唱して確認しやすくなります。

現在の単語表は ICAO が採用し、1956 年から使われています。制定と試験の経緯は NATO の資料にあります。

FAQ

NATOフォネティックコードとは?

電話や無線で英字を1文字ずつ正確に伝えるため、A=Alfa、B=Bravo のように各文字へ決まった単語を割り当てた表です。ICAO(国際民間航空機関)が定め、NATO が1956年3月1日から使い始めました。日本では無線局運用規則 別表第五号の「欧文通話表」として定められています。

Alpha と Alfa、Juliet と Juliett はどちらが正しいですか?

ICAO、NATO、日本の無線局運用規則はいずれも Alfa と Juliett と綴ります。Alpha と Juliet は英語の通常の綴りで、この綴りの一覧表や変換ツールもありますが、本ツールは公式の綴りで出力します。

数字はどう読みますか?

航空無線では 3 をトゥリー(TREE)、4 をフォウアー(FOW-er)、5 をファイフ(FIFE)、9 をナイナー(NIN-er)のように、英語の通常の読みと変えて発音します。本ツールは 9 だけ発音どおり Niner と出力し、ほかの数字は Three、Five のように語で出力します。

全角で入力しても変換できますか?

はい。ABCのような全角英字、123のような全角数字、全角スペースは半角と同じに扱います。ひらがな・カタカナ・漢字・記号は変換せず [?] と表示します。

データはサーバーに送信されますか?

いいえ。変換はすべてブラウザ内で完結し、入力した文字をアップロードしたり保存したりしません。