NATOフォネティックコード変換
NATOフォネティックコードのA〜Z・0〜9一覧表。カタカナの読み方と無線局運用規則の発音表記つき。英数字を入力するとAlfa・Bravo…に変換(全角入力も可)。ブラウザ内で処理、送信なし。
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例・詳しい説明・よくある質問 実際の出力つきの例、ほかのツールとの違い、よくある質問。
NATOフォネティックコード一覧(カタカナの読み方つき)
綴りと発音表記は無線局運用規則 別表第五号の「欧文通話表」、カタカナは日本アマチュア無線振興協会(JARD)の和文通話表 欧文通話表によります。法令の発音表記では、強く読む部分に下線が引かれています。C と U には2通りの発音が併記されています。
| 文字 | コード | 読み方 | 発音表記(別表第五号) |
|---|---|---|---|
| A | Alfa | アルファ | AL FAH |
| B | Bravo | ブラボー | BRAH VOH |
| C | Charlie | チャーリー | CHAR LEE/SHAR LEE |
| D | Delta | デルタ | DELL TAH |
| E | Echo | エコー | ECK OH |
| F | Foxtrot | フォックストロット | FOKS TROT |
| G | Golf | ゴルフ | GOLF |
| H | Hotel | ホテル | HOH TELL |
| I | India | インディア | IN DEE AH |
| J | Juliett | ジュリエット | JEW LEE ETT |
| K | Kilo | キロ | KEY LOH |
| L | Lima | リマ | LEE MAH |
| M | Mike | マイク | MIKE |
| N | November | ノベンバー | NO VEM BER |
| O | Oscar | オスカー | OSS CAH |
| P | Papa | パパ | PAH PAH |
| Q | Quebec | ケベック | KEH BECK |
| R | Romeo | ロメオ | ROW ME OH |
| S | Sierra | シエラ | SEE AIR RAH |
| T | Tango | タンゴ | TANG GO |
| U | Uniform | ユニフォーム | YOU NEE FORM/OO NEE FORM |
| V | Victor | ビクター | VIK TAH |
| W | Whiskey | ウイスキー | WISS KEY |
| X | X-ray | エクスレイ | ECKS RAY |
| Y | Yankee | ヤンキー | YANG KEY |
| Z | Zulu | ズールー | ZOO LOO |
数字(0〜9)の読み方
別表第五号は、航空移動業務(航空無線)で使う数字の語と発音を定めています。3・4・5・9 は英語の通常の読みと違うので注意してください。法令にカタカナの定めはないため、下の「読み方」は発音表記を本ページで仮名にしたものです。
| 数字 | 使用する語 | 発音表記 | 読み方 | 本ツールの出力 |
|---|---|---|---|---|
| 0 | ZERO | ZE-RO | ゼロ | Zero |
| 1 | ONE | WUN | ワン | One |
| 2 | TWO | TOO | トゥー | Two |
| 3 | THREE | TREE | トゥリー | Three |
| 4 | FOUR | FOW-er | フォウアー | Four |
| 5 | FIVE | FIFE | ファイフ | Five |
| 6 | SIX | SIX | シックス | Six |
| 7 | SEVEN | SEV-en | セブン | Seven |
| 8 | EIGHT | AIT | エイト | Eight |
| 9 | NINE | NIN-er | ナイナー | Niner |
同じ別表では、海上移動業務の国際通信用に NADAZERO(0)、UNAONE(1)… NOVENINE(9)という別の語も定めています。船舶無線の数字はこちらを使います。

Alfa と Alpha、Juliett と Juliet の違い
ICAO のAlphabet – Radiotelephony(出典は ICAO 第10附属書 第II巻)、NATO の解説ページ、日本の別表第五号は、いずれも A を ALFA、J を JULIETT と綴ります。NATO の解説によると、この2語は1951年に IATA(国際航空運送協会)が英語・フランス語・スペイン語に共通する音で作り直したアルファベットから引き継がれました。
英語の通常の綴りは alpha と Juliet なので、Alpha・Juliet と書いた一覧表や変換ツールもあります。読み上げる音は同じです。書類やチェックリストに書くときは公式の Alfa・Juliett に合わせると、ICAO や法令の表と照合しやすくなります。本ツールもこの綴りで出力します。
変換例
下の出力は本ツールでそのまま得られる結果です。
| 場面 | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| 航空機の登録記号を読み上げる | JA73AB | Juliett Alfa Seven Three Alfa Bravo |
| 電話で予約番号を伝える | K7Q9 X2 | Kilo Seven Quebec Niner / X-ray Two |
| メールアドレスを伝える | sato.k@example.jp | Sierra Alfa Tango Oscar [?] Kilo [?] Echo X-ray Alfa Mike Papa Lima Echo [?] Juliett Papa |
登録記号の例は日本の国籍記号 JA のあとに英数字が続く形です。管制交信では 3 を「トゥリー」、9 を「ナイナー」と発音します。予約番号の例では、スペースが「/」になり、区切りの位置を伝えられます。メールアドレスの例のように、「.」や「@」は [?] になります。この部分は「ドット」「アットマーク」と口で補ってください。
ほかの変換ツールとの違い
2026年9月30日に、日本語の検索結果に出る変換ツール2つで確認しました。全角の「JA73AB」を入れると、ハシトシステムの NATO フォネティックコード変換は「[J] [A] [7] [3] [A] [B]」、Akousa の NATO フォネティックアルファベットは「J A 7 3 A B」と返し、どちらもコードに変換しませんでした。半角の「JA73AB」では、前者は Alfa・Juliett、後者は Alpha・Juliet で出力します。本ツールは全角・半角のどちらでも「Juliett Alfa Seven Three Alfa Bravo」を返します。日本語入力をオンにしたまま打っても、そのまま使えます。
制限事項
- 変換するのは A〜Z と 0〜9 だけです。ひらがな・カタカナ・漢字・記号・改行は [?] になります。和文通話表(「朝日のア」など)には対応していません。
- 数字は1桁ずつ変換します。「1500」は One Five Zero Zero になり、HUNDRED・THOUSAND・DECIMAL(小数点)の語は使いません。
- 9 は発音どおり Niner、3・4・5 は Three・Four・Five と語で出力します。発音は上の数字の表を見てください。
- 文字の読み方(カタカナ)は一覧表だけに載せています。変換結果には英語のコードだけが出ます。
関連ツール
- 同じ英数字をモールス符号で送るときはモールス符号変換器を使います。
- 文字を2進数や ASCII コードに変換するときはテキスト ↔ バイナリ変換とASCII 変換器を使います。
エラーコード・ハッシュ・ホスト名を伝える
意味のない文字列を読み上げる場面ならどこでも使えます。サポート電話のエラーコード、障害対応の通話でのコミットハッシュ、ライセンスキー、シリアル番号などです。ツールの出力:
F9C2→Foxtrot Niner Charlie Twoe3b0c44(Git の短いコミットハッシュ)→Echo Three Bravo Zero Charlie Four Fourdb-07→Delta Bravo [?] Zero Seven
- ツールは大文字と小文字を区別しません。
eもEも Echo です。Base64、API トークン、パスワードのように大文字小文字が意味を持つ文字列では、各文字の前に「大文字」「小文字」と自分で添えてください。 - ICAO のフォネティックコードには記号の単語がないため、
-、_、.などは[?] になります。「ハイフン」「アンダースコア」「ドット」と名前で伝えます。 - テーブルモードは 1 行 1 文字なので、聞き手が 1 文字ずつ復唱して確認しやすくなります。
現在の単語表は ICAO が採用し、1956 年から使われています。制定と試験の経緯は NATO の資料にあります。
FAQ
NATOフォネティックコードとは?
電話や無線で英字を1文字ずつ正確に伝えるため、A=Alfa、B=Bravo のように各文字へ決まった単語を割り当てた表です。ICAO(国際民間航空機関)が定め、NATO が1956年3月1日から使い始めました。日本では無線局運用規則 別表第五号の「欧文通話表」として定められています。
Alpha と Alfa、Juliet と Juliett はどちらが正しいですか?
ICAO、NATO、日本の無線局運用規則はいずれも Alfa と Juliett と綴ります。Alpha と Juliet は英語の通常の綴りで、この綴りの一覧表や変換ツールもありますが、本ツールは公式の綴りで出力します。
数字はどう読みますか?
航空無線では 3 をトゥリー(TREE)、4 をフォウアー(FOW-er)、5 をファイフ(FIFE)、9 をナイナー(NIN-er)のように、英語の通常の読みと変えて発音します。本ツールは 9 だけ発音どおり Niner と出力し、ほかの数字は Three、Five のように語で出力します。
全角で入力しても変換できますか?
はい。ABCのような全角英字、123のような全角数字、全角スペースは半角と同じに扱います。ひらがな・カタカナ・漢字・記号は変換せず [?] と表示します。
データはサーバーに送信されますか?
いいえ。変換はすべてブラウザ内で完結し、入力した文字をアップロードしたり保存したりしません。