タイムゾーン変換器

ブラウザで動く無料のタイムゾーン変換ツール。IANAデータベース、サマータイム自動処理、複数タイムゾーンの並列比較、共有リンク対応。アップロード不要。

  • ブラウザ内で処理
  • データはブラウザ外に出ません
  • 無料 · 登録不要
ソースタイムゾーンの日時を選びます。変更を確定すると全対象行が更新され、入力した秒も保持します。Ctrl/⌘+L は時刻と結果を消去し、タイムゾーンの選択を残します。
「ソースタイムゾーン」の現在の現地時刻を「基準時刻」に入力します。
IANA 名、UTC、対応する都市名を入力します。初期値はブラウザのゾーンまたは前回保存したソースです。変更後は、入力済みの同じ日時を新しいゾーンの時刻として扱います。
tokyo、mumbai などの都市名、UTC、Asia/Kolkata などの IANA 名を入力し、Enter または「追加」を押します。既存の対象は重複追加しません。
「サマリーをコピー」は基準時刻、ソース、全対象行をコピーします。行内の「コピー」はその行だけをコピーします。 「リンクを共有」は、# 以降に基準時刻とソース、対象を含む URL をコピーします。開くとローカルで比較を再現します。ブラウザはソースと対象を別途記憶しますが、基準時刻は保存しません。
ターゲットタイムゾーン 各行に現地時刻、UTC オフセット、利用可能な略称を表示します。DST バッジは基準時刻の前後七日以内のオフセット変化、または「サマータイムなし」を示します。「削除」で対象を外します。

基準時刻を設定すると、対象タイムゾーンを比較できます。

詳しいガイドを読む タイムゾーン変換ツール:IANA・サマータイム・UTC オフセットが開発者を焼き尽くす理由
例・詳しい説明・よくある質問 実際の出力つきの例、ほかのツールとの違い、よくある質問。

例:イギリスの切替週に東京 10 時はロンドンで何時か

イギリスはサマータイムを 10 月の最終日曜日に終えます(2026 年は 10 月 25 日、IANA europe ファイルの Rule EU)。日本は現在サマータイムを実施していないので、東京とロンドンの時差はこの日を境に 8 時間から 9 時間に広がります。ソースを Asia/Tokyo、対象に Europe/London を入れた結果です。

基準時刻(東京)ロンドン行のバッジ
2026-10-22 10:002026-10-22 02:00:00, UTC+01:003日後にサマータイム切替
2026-10-27 10:002026-10-27 01:00:00, UTC+00:002日前にサマータイム切替済み

日本時間の朝 10 時に設定しているロンドンとの定例会議は、切替前は現地の深夜 2 時、切替後は深夜 1 時になります。ロンドンの行に BST や GMT の略称は出ません(理由は「制限事項」を参照)。オフセットの UTC+01:00 と UTC+00:00 で見分けてください。

1948〜1951 年の日本のサマータイム

日本にもサマータイム(夏時刻)があった時期があります。1948 年の夏時刻法(法律第二十九号)は、夏の期間は「中央標準時より一時間進めた時刻」を用いると定めていました。IANA の asia ファイルは 1948〜1951 年の規則(Japan)を収録していて、ツールは過去の日付にこの規則を当てはめます。

  • ソースも対象も Asia/Tokyo:1950-07-01 10:00:00, UTC+10:00
  • 対象が UTC:1950-07-01 00:00:00, UTC+00:00

1950 年は 5 月の第一土曜日の 24 時(5 月 7 日 0 時)に時計を 1 時間進めたので、5 月 7 日の 0 時台は存在しません。1950-05-07 00:30 を入力すると、ツールは 1 時間進んだ 1 時 30 分として読みます。

1950-05-07 01:30:00, UTC+10:00

昔の記録の時刻を UTC に直すとき、日本時間から一律に 9 時間引くとこの期間だけ 1 時間ずれます。

存在しない時刻と 2 回ある時刻

サマータイム開始時に飛ばされる 1 時間は存在せず、終了時に戻される 1 時間は 2 回あります。ツールの読み方は RFC 5545(iCalendar)3.3.5 節と同じです。存在しない時刻は飛ばされる前の UTC オフセットで解釈するので 1 時間進み、2 回ある時刻は 1 回目を採ります。たとえばニューヨークの 2026-11-01 01:30 は 2 回あり、ツールは 1 回目(EDT)を採ります。日本時間に直すと次のとおりです。

2026-11-01 14:30:00, UTC+09:00

2 回目の 01:30(EST)を指したいときは、ソースを UTC にして 2026-11-01 06:30 を入力します。

都市名の入力

「タイムゾーンを追加」と「ソースタイムゾーン」が受け付けるのは英語の都市名、UTC、IANA 名です。tokyo は Asia/Tokyo になりますが、「東京」と入力すると「未知のタイムゾーンです。都市名か IANA 名を入力してください。」と表示されます。osaka のように IANA 名にない都市も見つからないので、日本国内はすべて Asia/Tokyo を使います。大文字と小文字は区別しません。名前の一部だけでも、3 文字以上で、都市名のどれかの単語の先頭に当たり、一つのゾーンにしか当てはまらなければ見つかります(york で America/New_York)。san のように San_Juan や Santiago など複数に当てはまる入力は受け付けません。略称も受け付けません(JST、jst も同じ。EST や IST は複数の地域を指すためです)。

IANA 識別子が必要な理由

PST や CST、IST といった略称はあいまいです。CST 一つでも北米中部標準時、中国標準時、キューバ標準時のどれにもなり得ます。IANA タイムゾーンデータベースは「大陸/都市」(例: America/Chicago、Asia/Shanghai、America/Havana)で各地域を区別し、過去から現在までのオフセットと DST 規則を収めています。

本ツールの計算はすべて IANA 識別子で行います。行に並ぶ略称は読むための補助で、計算には使いません。

サマータイムと 7 日プレビュー

ツールは対象ゾーンで基準時刻の前後 7 日以内に UTC オフセットが変わるかを調べ、基準日と切替日がそのゾーンの暦で何日離れているかを数えます。その行には「n日後にサマータイム切替」または「n日前にサマータイム切替済み」、切替が基準日と同じ日なら「本日サマータイム切替」または「本日サマータイム切替済み」と出て、同じ会議時刻でも切替の前後で換算結果が変わることを知らせます。上の例では、ロンドンの切替は 10 月 25 日で、基準の 10 月 27 日とは 2 日離れているので「2日前」です。

その年にサマータイムを実施していないゾーン(Asia/Tokyo、Asia/Shanghai、Australia/Brisbane など)には「サマータイムなし」と出ます。判定は基準年の 1 月 15 日と 7 月 15 日のオフセットの比較なので、基準時刻を 1950 年にすると Asia/Tokyo にもこのバッジは出ません。1 月と 7 月のオフセットが同じでも前後 7 日以内に変化があるゾーンには、切替までの日数が出ます(例:Africa/Casablanca はラマダンに合わせて 2026-02-15 に UTC+01:00 から UTC+00:00 になります)。

共有リンクの仕組み

URL の # 以降に 3 つのパラメータが入ります。t が基準時刻、s がソース、z がカンマ区切りの対象タイムゾーンです。このパラメータは「リンクを共有」を押したときだけでなく、変更のたびにアドレスバーで更新されます。リンクを開いた側のブラウザがこの値を読んで対照表を作り直します。

プライバシーとオフライン

換算はブラウザ内の Intl.DateTimeFormat で行い、入力した時刻やタイムゾーンをツールが送信することはありません。ソースと対象の一覧はこのブラウザのローカルストレージに残ります。基準時刻は残りませんが、ソースや対象と一緒にアドレスバーの # 以降に書かれ、ブラウザの履歴に残ります。RFC 9110 7.1 節のとおり、リクエストの対象 URI には # 以降が含まれないので、共有リンクの値はページの読み込みでサーバーに送られません。ページを開いたあとは圏外でも換算を続けられますが、オフライン用のキャッシュはないため、閉じたページを開き直すには通信が必要です。

制限事項

  • 略称はブラウザの英語(カナダ)のロケールデータから取るため、北米のゾーン(EST、PDT、AKST など)にしかありません。日本の行に JST は出ず、UTC オフセットだけが出ます。
  • 検索候補は Intl.supportedValuesOf(‘timeZone’) の一覧で、1 ゾーンにつき 1 つの名前しか載らず、ブラウザのエンジンによって違います。Chrome は Asia/Kolkata、Europe/Kyiv ではなく Asia/Calcutta、Europe/Kiev を載せ、UTC は載せません。どれも入力すれば使えます。
  • タイムゾーンデータはブラウザが持っているものです。各国が急に規則を変えた場合、ブラウザが更新されるまで未来の日付の結果がずれることがあります。
  • 基準時刻に秒があれば秒も保ちます。勤務時間の一覧表や会議の候補を並べる表示はありません。
  • Unix タイムスタンプの変換はタイムスタンプ変換器を使ってください。

FAQ

サマータイムはどう処理されますか?

ブラウザに入っている IANA タイムゾーンデータを Intl.DateTimeFormat 経由で使い、入力した日付の時点の規則を当てはめます。過去の日付にも未来の日付にも同じように働きます。対象タイムゾーンのいずれかで基準時刻の前後 7 日以内に UTC オフセットが変わる場合、その行に切替のバッジが出ます。春の切替で飛ばされる 1 時間の中の時刻は、1 時間進めて読みます。

他のタイムゾーンツールと結果が違うのはなぜ?

IANA データはブラウザごとに同梱され、ブラウザの更新に合わせて新しくなります。発表されたばかりの規則変更は、まだ入っていないブラウザがあります。また、ほかのツールはタイムゾーンではなく固定のオフセットを使っていたり、CST などの略称を別の地域として読んでいたりします。ブラジルが 2019 年にサマータイムをやめたような過去の変更は、ブラウザのデータに入っていれば反映されます。

他のタイムゾーンにいる人と結果を共有できますか?

はい。「リンクを共有」を押すと、# 以降に基準時刻、ソース、対象タイムゾーンを含む URL がコピーされます。受け取った人がどのタイムゾーンにいても、開けば同じ対照表が表示されます。相手のブラウザが認識しないゾーン名は外されます。

入力した時刻やタイムゾーンは送信・保存されますか?

ツールは送信しません。換算はブラウザの Intl.DateTimeFormat で行います。ソースタイムゾーンと対象の一覧はこのブラウザのローカルストレージ(localStorage)に保存されます。基準時刻はローカルストレージには保存されませんが、変更のたびにツールが基準時刻、ソース、対象をアドレスバーの # 以降に書き込むので、ブラウザの履歴に残り、ページを再読み込みすると復元されます。ブラウザはページを要求するときに # 以降をサーバーへ送りません。2026-10-08 のローカル実測では、ページの統計が送るページのアドレスにも # 以降は含まれていませんでした。ページの統計が記録するのはツール名と押したボタン(現在、追加、サマリーをコピー、リンクを共有)だけです。

オフラインで使えますか?

換算そのものに通信は要りません。タイムゾーンデータはブラウザに入っているため、ページを開いたあとは圏外でも換算を続けられます。ただしオフライン用のキャッシュはないので、閉じたページを開き直すには通信が必要です。

Intl.supportedValuesOf に対応していないブラウザでは?

検索候補は内蔵の 58 個の主要ゾーン(Asia/Tokyo、America/New_York など)に切り替わります。Intl.supportedValuesOf は Chrome 99、Firefox 93、Safari 15.4 から使えます。候補にないゾーンも、正しい IANA 名を入力すれば使えます。ツールは名前を Intl.DateTimeFormat で確かめているためです。